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2004年08月 アーカイブ

2004年08月10日

新しいSpeakeazy

 過去ログの整理ついでに、ちょうど今乗り換えキャンペーンやってたので、新しいサーバーを確保。mikanサーバーの半額(年契約)で1GBは大きいなぁ
 とりあえずくなろぐと同じMovableTypeで設置してみました

 Speakeazyが元々議論多めだったので、コメント欄で議論しやすいようになる「コメント参照プラグイン」なんか要るのかなぁ、とか思いつつ様子を見てるところです
 他にも面白そうなMovableTypeのプラグインが見つかったら、是非教えてください。Speakeazyで試してみようと思います

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2004年08月12日

用語の解説

 とりあえず自コンテンツの再利用ですが…。現状に即して修正してみたもののちょっと苦しい感じ
 郵便はほぼ絶滅っぽいし、文章形式も将来あやしくなってきたのかな

●PBM/PBeM(Play by Mail/e-mail)
 PBMまたはPBeMとは通信メディア(eメールや郵便など)を介して、主催や他の参加者と情報などを交換しつつ、月単位全10回前後で進行するゲームです。具体的には
 (1)プレイヤーはゲーム世界での自分の代わりとなるキャラクターを作成し
 (2)主催より送られてきた文章(リアクション)により提示された状況からキャラクター(PC)にどんな行動をさせるかを考えて
 (3)選択肢や文章(アクション)にまとめて主催に送ります
 あとは(2)~(3)のやりとりを繰り返してゲームが進行します

 ゲームの世界観や遊び方、回数、使用メディアなどは各ゲームごとに違っていますが、大部分は「メディアはEメール、主催からのリアクションは小説形式、ゲームルールはテーブルトークRPGのような判定方式でオリジナル」が多いです
 雑誌の読者参加型投稿ゲームを複雑にしたものを想像したほうがいいかも知れません。 他、メールゲーム、ネットゲーム、メイルトークRPGとも表記されています

●アクション/リアクション
 アクションとは自分のキャラクター(プレイヤー・キャラクター。PC)の行動の事で、選択肢と併用した文章形式で記すのが主流です。ゲームによって様々な方法も使用されています。
 リプライ、プレイングなど、各運営ごとに呼び方が違っていますが、意味するところはだいたい同じです。

 リアクションとは、各プレイヤーから毎回送られるアクションを元に運営側でゲーム的判定をした結果の事です。小説形式では判定・執筆担当者はマスターと呼ばれています

PC系譜を書いてみよう

 これは自分のPCの傾向を関連付けて系譜にしてみようというネタ図です。2001年で止まっている通り、これもだいぶ前に作成したものですが…
nazo.gif
 一部同一苗字でプレイしてますが、血族というより同系統の性格付けといった意味を付けているように思います。そういえば同姓同名のものは、前回でやり残したものを取り戻すという意味、あるいは他のプレイヤーに向けて同一プレイヤーがこのシナリオに居るのだという事を発信するため、というのでもありましたっけ

 歴代のPCを後付でも系統付けることで、自分のプレイスタイルの再確認や、次回ゲームへのヒントになるんじゃないかなと思いました

2004年08月13日

アクションで重点を置くべきこと

 snです。

 たとえば「新幹線で大阪に行く」と言うアクションをかけた、とします。この場合、素直に解釈すれば「大阪に行く」のが目的であり、手段である「新幹線」は他のもので間に合わせてもいいことになります。たとえば「飛行機で大阪に行く」でもいいわけですね。
 ところが、同じアクションでも「大阪に行く」のではなく、「新幹線で」と言うところがアクセントである場合もまた考えられます。そのあたりの事情説明をせず、ただアクションに「新幹線で大阪に行く」とだけ書いて「飛行機で大阪に行った。マスターがアクションを曲解した」などと考えるのは誤りと言うものです。

 同じ理由で、「新幹線で」「大阪に行く」と言う両方が目的である場合も、もちろんあります。新幹線が大阪に行くまでのあいだに起きた事件の条件を確認したい、と言うケースはまさしくこれに当てはまります。これも事情を説明しない限り、マスターに理解を求めるのは酷と言うものでしょう。

 「なぜそうするのか」「何が大事なのか」そのあたりを忘れずに心がけたいものです。

受信したウィルスメールの正しい対処(1)

 ゲームでもメール使用がメインとなった時代、スパムや迷惑メール、ウィルスなど、色々なメールが届くようになりました
 ウィルスメールに関しては、最近の対策ソフトの性能向上によってどんなメールソフトでも事前にブロック・通知してくれるようになりましたが、発信元情報の追跡やウィルス報告に関しては全くノータッチだと思います

 最近のウィルスは発信元情報を書き換えるのが標準になっているようです。感染したコンピュータ内にある情報(アドレス帳やインターネットエクスプローラのキャッシュなど)から適当にアドレスを付けるらしく、下手をすると全く筋違いのところに「貴方のパソコン、ウィルスに感染してますよ」と報告するはめになります。プロバイダのサービスで自動ウィルスブロックで報告されてくるメールも、書き換えられた発信元を参照して返信してくるので、濡れ衣着せられた受取人は大変です(ウェブサイトでアドレス公開している人は特に)

 そこで間違った報告をしないためにも、偽装だらけのウィルスメールの正しい見方について少し書いてみようと思います

 表面上の各情報、送信者、受信者、返信先、CC等々は信用できません。見るのはメールの本来の情報、ソースの中にあるヘッダという部分です

●Outlook Expressの場合(※プレビュー表示は設定で切って下さい)
 (1) リスト内の該当メールを右クリックしてプロパティを開きます
 (2) 詳細タブを選択し「メッセージのソース」を選択する

●Outlookの場合(※プレビュー表示は設定で切って下さい)
 (1) リスト内の該当メールを右クリックしてオプションを開きます
 (2) インターネットヘッダーの欄を参照します

●Becky! Internet Mail Ver.2の場合(※HTML表示は設定で切って下さい)
 (1) リスト内の該当メールを選択して内容を表示させます
 (2) 内容表示の下部にカーソルを持って行くと「本文」、「ヘッダ」などのタブが現れるので、「ヘッダ」タブを選択します

Return-Path: xxx@edit.ne.jp
Received:
by mail52.nifty.com id 41169c3852598b;
Mon, 09 Aug 2004 06:33:44 +0900
Received: from mail507.nifty.com
by flt504.nifty.com
with SMTP id 41169c3852f6ad;
Mon, 9 Aug 2004 06:33:44 +0900

Received: from nifty.com (p2183-ipbf99xxxxx.xxxxx.ocn.ne.jp [xxx.184.xxx.183])by mail507.nifty.com
with ESMTP id i78LXTO4019914 for ;
Mon, 9 Aug 2004 06:33:30 +0900

Message-Id: <200408082133.i78LXTO4019914@mail507.nifty.com>
From: xxx@edit.ne.jp
To: kumattan@nifty.com
Subject: believe me
Date: Mon, 9 Aug 2004 06:33:53 +0900
MIME-Version: 1.0
Content-Type: multipart/mixed; boundary="----=_NextPart_000_0001_00004A15.00001DA9"
X-Priority: 3
X-MSMail-Priority: Normal
Status: U
X-UIDL: 1092000824.21081.mailbox
《ヘッダー部分のソース》

 この例ではずらずらっとRecieved行が並ぶ中のの一番下(p2183-ipbf99xxxxx.xxxxx.ocn.ne.jp [xxx.184.xxx.183])が本当の発信元です。括弧内に本来のアドレスでocnと出ているのに「Received: from nifty.com」と書かれています。またメールソフトで差出人情報として表示されるfrom欄も全く無関係な別プロバイダ(edit.ne.jp)です。これが最近のウィルスの特徴です

 今回はこのヘッダの見方を簡単にしてくれるサイトを紹介します

 IPドメインSEARCH(http://www.mse.co.jp/ip_domain/)内の「IPドメインMAILチェック」です

 先程見たヘッダあるいはソースの部分をコピーしてここに放り込むだけで、調査結果が出てきます
 結果が出ましたら「送信者がメール送信に使ったホスト」に注目してください。ここに書いてあるアドレス、これが本当の発信元です

 実はこれだけでは個人を完全に特定することはできません。あとは発信元となったホストの管理プロバイダへ調査・対策依頼を出さなければならないのですが……

 次へ続きます


関連記事:受信したウィルスメールの正しい対処(2)

2004年08月23日

Speakeazyの方向性

 実は今になって改装に至ったのは、PBeM時代のwebスキルやゲーム内情報を扱うスキルに関するエピソードを友人と話していたのがきっかけでして。まず正しい情報の発信が1つと、
 既に運営しているちゃんねるのあくなろぐと区別して、自分の持つスキルや知識……というよりも、PBMへの様々なアプローチ(楽しみ方)、無駄知識などでカラーが出せればいいかなと
 新しいSpeakeazyの方向性としてはそんな感じに考えています

 そんなわけで、記事内容については具体的に何をというのは思いついてないのですが、PBeMに関するFAQやtipsの発信的なものから始めようかなと思っています

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2004年08月24日

エルスウェア、次回作の検討開始か?

 有限会社エルスウェアのサイト、日記モノ → エルスウェア社員日記(当番制) → 08/20 の項目を参照。

 竹本みかんさんの書き込みによれば、メイルゲーム企画の検討を始められたようです。
 続報の待たれるところですね。

2004年08月29日

「分かりやすいアクション」の技術を目指して

 ここでは、文章的とか内容的に分かりやすい、そんなアクション文を捻り出す技法が何かないか、と言う話をしてみたいと思います。
 『「分かりやすい表現」の技術』(藤沢晃治著)と言う本がとても分かりよかったので、その本の内容に即して色々と考えてみたいと思います。

 元の本の3章~4章でつごう16個の問題点とノウハウが立てられていますので、それを利用してつごう16本の記事を立ててみたいと思います。最後まで行くかどうか分かりませんが、宜しくお願いいたします。

分かりやすいアクション論その1

 分かりやすいアクション論その1。まず分かりやすくする努力をすること。

 まずは、なによりも「アクションが分かりやすい」と言う物への意欲を持つ事。アクションが分かりやすいかどうか、気にもした事がない人も多いんじゃないかと。昔「大量に別紙をつけられても読むのはリアを書いてからになる」と言う旨のマスターの発言がありましたが、「アクションが分かりやすいかどうか」を無視した結果と言えるでしょう。

 マスターが自分のアクションを理解できるか、自分のアクションを見直し、出来れば他の人にも事前に見て貰うと結構参考になります。他の人に見せるのが恥ずかしいとか思うかも知れませんが、そもそもマスターに読ませるために書いているわけですからね。…まあだからと言って、電話口で朗読とかチャットで延々と暴露とかはそりゃイヤですが。

 アクションに書いてある事について、マスターが調査する手間を省く、と言う事も肝要です。小さくはPCの能力装備、意外とバカに出来ない名前のふりがなや、「誰とは因縁があり誰とは仲良し」といった人間関係、共同作戦を行うPC名。アクション中に専門的な固有名詞や引用を使わざるを得ない場合は、簡単な解説や調査のキーになる単語を添える等等。
 こういった物事は自分でも把握していない事がままあり、マスターに理解できるよう整理する事で自分でも再認識が行えます。それを生かせば、よりアクションが効率的になるでしょう。

2004年08月30日

受信したウィルスメールの正しい対処(2)

 前回で発信元のIPアドレスを特定する方法を書きました。今回は発信元への対処の仕方を書きます

 まず、IPアドレスがわかっても本人に直接メールする事はできません。IPはメールアドレスとは無関係ですし、仮に他の手段でIPアドレスへアプローチするにしても(できたとしても)、その時はもう別のプロバイダ会員がそのIPをレンタルしてもらってるかも知れません

 できる事はひとつ。そのIPアドレスを管理するプロバイダに報告して、対処してもらうことです

 国内プロバイダ向けの報告メールの内容例は以下の通りです

●●ネット株式会社 担当者様

 ●●と申します。

 御社の顧客と思われる IP adress [xxx.xxx.xxx.xxx]よりウィルス添付のメールが送られてきています。対象顧客に対する対応をお願いします。

 末尾にヘッダー情報のReceived欄を転記致しますのでご参照ください。
 どうぞよろしくお願いいたします。

 もし宜しければ、対応していただいた結果につきまして、ご連絡戴ければありがたく存じます。

-----
《以下、該当メールのヘッダーの転記が続く》

 重要なのは発信元IPとヘッダ情報の提供です。IPアドレス以上に多くの情報を含むヘッダがあれば、サーバーのアクセスログを解析できますが、なければ担当も動くことができません。もし複数IPで全く同一の発信元だったら、まとめて書くのも良いでしょう

 このメールのあて先ですが、とりあえず「メール経路の分析結果」にあった「●●.ne.jpを「IPドメインSEARCH」で調査」ボタンをクリックして、プロバイダの詳細を見てください。ウィルスやスパム対策受付先が掲載されていればそのアドレスを使用します(おそらく載っていないと思いますが)
 次は、とりあえずそのプロバイダのサイトを見てみます。@niftyならhttp://www.nifty.com、DIONならhttp://www.dion.ne.jp/です
 大抵のプロバイダはabuse@●●.ne.jpのような、苦情受付先アドレスを用意していますので、そちらを利用します
 もしサイト見ても分からなければ、検索に頼るほかありません。「苦情受付先 [プロバイダ名]」とか、「abuse [プロバイダ名]」などで検索していきます

 海外プロバイダだったりした場合は、英語で書ける人は書いてみて下さい
 あ、あと海外でも特に中国からのものは、あきらめたほうが逆に安全かも知れません。下手にプロバイダと思しきURLは踏まないようにしてください


関連記事:受信したウィルスメールの正しい対処(1)

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