2004年09月15日
Play by Weblogを考えてみる
snさんのところでWeblogを使ってPBeMが出来ないか、という検討がありましたので……
PBMの起源にネットゲーム88というものがありました。聞いた話だけで想像するに、紙面(あるいはメールやwebページ上)に文章リアクションという縛りはなかったようです。どっちかというと普通のテーブルトークライクなスタイルではなく、ライブゲームを模してるという印象。会場全体を使い、サブマスターのいる各テーブルを島(シナリオ、ブランチ)に見立て、あちこちのテーブルを渡り歩きながらマスタリングを受けるという遊びに似ていると思いました
そんなわけでWeblogを使って遊ぶ場合、各Weblogをライブゲームの島に見立てる、というのはどうでしょうか?
各Weblogのオーナーがサブマスターで、記事にて状況を説明。参加者は記事のレスポンスで状況を詳しく聞いたり、行動申請したりします。その都度サブマスターは細かくレスポンスを返したり、大きなアクションだと判断したら新しく記事を起こしたり、各参加者への行き先にリンクを張って指示しトラックバックを送ったりします
アクション/リアクションが従来型PBMに比べて細切れになっているのと、やはりライブゲームを元にしているので、行動単位は一日~一週間辺りが適当でしょうか
投稿者 くな : 07:36 | コメント (0) | トラックバック
2004年08月29日
分かりやすいアクション論その1
分かりやすいアクション論その1。まず分かりやすくする努力をすること。
まずは、なによりも「アクションが分かりやすい」と言う物への意欲を持つ事。アクションが分かりやすいかどうか、気にもした事がない人も多いんじゃないかと。昔「大量に別紙をつけられても読むのはリアを書いてからになる」と言う旨のマスターの発言がありましたが、「アクションが分かりやすいかどうか」を無視した結果と言えるでしょう。
マスターが自分のアクションを理解できるか、自分のアクションを見直し、出来れば他の人にも事前に見て貰うと結構参考になります。他の人に見せるのが恥ずかしいとか思うかも知れませんが、そもそもマスターに読ませるために書いているわけですからね。…まあだからと言って、電話口で朗読とかチャットで延々と暴露とかはそりゃイヤですが。
アクションに書いてある事について、マスターが調査する手間を省く、と言う事も肝要です。小さくはPCの能力装備、意外とバカに出来ない名前のふりがなや、「誰とは因縁があり誰とは仲良し」といった人間関係、共同作戦を行うPC名。アクション中に専門的な固有名詞や引用を使わざるを得ない場合は、簡単な解説や調査のキーになる単語を添える等等。
こういった物事は自分でも把握していない事がままあり、マスターに理解できるよう整理する事で自分でも再認識が行えます。それを生かせば、よりアクションが効率的になるでしょう。
投稿者 sn : 16:27 | コメント (0) | トラックバック
「分かりやすいアクション」の技術を目指して
ここでは、文章的とか内容的に分かりやすい、そんなアクション文を捻り出す技法が何かないか、と言う話をしてみたいと思います。
『「分かりやすい表現」の技術』(藤沢晃治著)と言う本がとても分かりよかったので、その本の内容に即して色々と考えてみたいと思います。
元の本の3章~4章でつごう16個の問題点とノウハウが立てられていますので、それを利用してつごう16本の記事を立ててみたいと思います。最後まで行くかどうか分かりませんが、宜しくお願いいたします。
投稿者 sn : 16:18 | コメント (0) | トラックバック
2004年08月24日
エルスウェア、次回作の検討開始か?
有限会社エルスウェアのサイト、日記モノ → エルスウェア社員日記(当番制) → 08/20 の項目を参照。
竹本みかんさんの書き込みによれば、メイルゲーム企画の検討を始められたようです。
続報の待たれるところですね。
投稿者 sn : 22:07 | コメント (0) | トラックバック
2004年08月13日
アクションで重点を置くべきこと
snです。
たとえば「新幹線で大阪に行く」と言うアクションをかけた、とします。この場合、素直に解釈すれば「大阪に行く」のが目的であり、手段である「新幹線」は他のもので間に合わせてもいいことになります。たとえば「飛行機で大阪に行く」でもいいわけですね。
ところが、同じアクションでも「大阪に行く」のではなく、「新幹線で」と言うところがアクセントである場合もまた考えられます。そのあたりの事情説明をせず、ただアクションに「新幹線で大阪に行く」とだけ書いて「飛行機で大阪に行った。マスターがアクションを曲解した」などと考えるのは誤りと言うものです。
同じ理由で、「新幹線で」「大阪に行く」と言う両方が目的である場合も、もちろんあります。新幹線が大阪に行くまでのあいだに起きた事件の条件を確認したい、と言うケースはまさしくこれに当てはまります。これも事情を説明しない限り、マスターに理解を求めるのは酷と言うものでしょう。
「なぜそうするのか」「何が大事なのか」そのあたりを忘れずに心がけたいものです。
投稿者 sn : 01:16 | コメント (2) | トラックバック
2004年08月12日
PC系譜を書いてみよう
これは自分のPCの傾向を関連付けて系譜にしてみようというネタ図です。2001年で止まっている通り、これもだいぶ前に作成したものですが…
一部同一苗字でプレイしてますが、血族というより同系統の性格付けといった意味を付けているように思います。そういえば同姓同名のものは、前回でやり残したものを取り戻すという意味、あるいは他のプレイヤーに向けて同一プレイヤーがこのシナリオに居るのだという事を発信するため、というのでもありましたっけ
歴代のPCを後付でも系統付けることで、自分のプレイスタイルの再確認や、次回ゲームへのヒントになるんじゃないかなと思いました
投稿者 くな : 12:05 | コメント (3) | トラックバック
用語の解説
とりあえず自コンテンツの再利用ですが…。現状に即して修正してみたもののちょっと苦しい感じ
郵便はほぼ絶滅っぽいし、文章形式も将来あやしくなってきたのかな
●PBM/PBeM(Play by Mail/e-mail)
PBMまたはPBeMとは通信メディア(eメールや郵便など)を介して、主催や他の参加者と情報などを交換しつつ、月単位全10回前後で進行するゲームです。具体的には
(1)プレイヤーはゲーム世界での自分の代わりとなるキャラクターを作成し
(2)主催より送られてきた文章(リアクション)により提示された状況からキャラクター(PC)にどんな行動をさせるかを考えて
(3)選択肢や文章(アクション)にまとめて主催に送ります
あとは(2)~(3)のやりとりを繰り返してゲームが進行します
ゲームの世界観や遊び方、回数、使用メディアなどは各ゲームごとに違っていますが、大部分は「メディアはEメール、主催からのリアクションは小説形式、ゲームルールはテーブルトークRPGのような判定方式でオリジナル」が多いです
雑誌の読者参加型投稿ゲームを複雑にしたものを想像したほうがいいかも知れません。 他、メールゲーム、ネットゲーム、メイルトークRPGとも表記されています
●アクション/リアクション
アクションとは自分のキャラクター(プレイヤー・キャラクター。PC)の行動の事で、選択肢と併用した文章形式で記すのが主流です。ゲームによって様々な方法も使用されています。
リプライ、プレイングなど、各運営ごとに呼び方が違っていますが、意味するところはだいたい同じです。
リアクションとは、各プレイヤーから毎回送られるアクションを元に運営側でゲーム的判定をした結果の事です。小説形式では判定・執筆担当者はマスターと呼ばれています